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国際見本市でのアルバイト

先週は、Leipzigで国際見本市が開催されました。開催期間は4日間。
整形外科とリハビリテーションに関する国際見本市。最先端の義足や移動器具から、日常生活に必需な靴製品まで、世界各国のその道の企業がブースを出展していました。これが見るだけでもおもしろい!といっても、今回もこのメッセでアルバイトをしている立場だったので休憩時間意ちら見する程度しか見れず。写真もバシャバシャとれる状態ではなかったので残念ながら写真はありません。しかし、整形外科やリハビリテーションの世界をすこし知ることができたと思います。

今回のアルバイトの要請があったのは今年はじめころ。日本の団体も結構参加をするので時間があったら是非参加してほしいとのことでした。しかし今回参加していた日本の団体のブースはたったの1つ。そのブースを出していた家族経営をしている義肢装具士さんの話によると、世界数カ国(何カ国かは忘れた)が加盟しているリハビリ協会の一員である日本は、どんどん会員は名ばかりになってきているとか。その状況をブース出展の装具士さんは残念がっていました。私も正直、世界各国の情報交換の場として、この分野でメッセが開催されていることに驚いたくらい。でもそれだけ日本では、リハビリや整形外科などが庶民に浸透していない現れなのかもしれませんね。

あと、もう一つ。最先端の義足やバイクなどの展示をしているきらびやかなブースの一方でメッセで目立っていたもの。それは、健康サンダル!なぜここに?と思ったけれど、こちらでは、整形外科の一分野として足から改善することをコンセプトに靴が重要な役割を示しているのだそうです。大学でのコースにも、整形外科靴科みたいなものもあるといいます。ん?そういえば、仙台にドイツ靴職人さんの靴屋さんがあったっけ。そこで外反母趾に悩む母親に靴を買ってあげたのを思い出しました。そこでは、たしかに奥さんが義肢装具士さん、旦那さんが靴職人というペアで働いていました。なるほど。それぞれの分野が相互に関連しあっているのですね。

とても勉強になりました。
by riritanoheya | 2008-05-28 16:44 | くらし